消費者金融のキャッシングサービスを受ける際には初回で審査が行われますから、その時点でその申込者の収入や職業、勤務年数、家族構成、居住種別、健康保険の種類など、さまざまな要素をもとに判断が行われます。この際にその個人情報から、過去の借り入れ状況をデータ照会して、その申込者がいままでいくら借りたのか、そして問題なく返済してきたのかどうかの情報がチェックされます。
返済が延滞になったり、過去に自己破産などをした人はブラックリスト入りとして情報が残っていて、これに対する消費者金融業者の反応は様々です。大半の業者はブラックリスト入りしている人へは融資をしません。しかし一部の業者ではブラックリストの人も融資OKとしている業者があります。審査はされるので、ブラックでも全ての人が借り入れできるわけではありませんが、ブラックの人が消費者金融からキャッシングを受けることが全くできないわけではないのです。
審査の際には本人確認書類として運転免許証かパスポートの提出を求められることが多いですが、住民基本台帳カードや健康保険証が有効となる業者もあります。そして借り入れ額にもよってくるのですが、収入がいくらいまあるのかの証明として給与明細か最新の源泉徴収票の提出を求められます。予め用意しておくとスムーズかもしれません。

ブラックでも融資してくれる業者は小規模の消費者金融であることがほとんどです。大手に多くのお客さんをとられてしまっていますが、営業をつづけていかなければなりません。きちんと貸金業として届け出をしている業者なので、きちんと法定の範囲内である金利でやり取りしないといけまんから、高金利で貸し付けることもできません。大手とおなじ上限枠の中でコツコツと利息を回収し、収入としていくことは本当に少しでも多くのお客さんへ融資をしなければ始まりません。ですから、ハードルを下げてブラックの人でも一定レベルの収入がある人であればキャッシングを受けさせてくれるわけです。