キャッシングでブラックというと一般的にあまりイメージをもたれませんが、実は多くの人がこの問題に直面しています。知らず知らずのうちにブラックになってしまっている人もいます。
だいたいの理由が長期の延滞によるものです。消費者金融からのキャッシングだけではなく、住宅や自動車はローンで購入し、現代では多くの人がクレジットカードを持ち、また携帯電話などの通信端末の割賦販売も当たり前のようになってきました。中にはこの携帯電話の分割払いを放置してしまっていた為にブラックリスト入りしてしまっている人もいます。ブラックになってしまうと様々な借り入れのシーンで自分の首を絞める事となってしまいます。審査の段階から高い確率でキャッシングを断られてしまうケースが多くなり、立て続けにいろいろな業者へ申し込みをしても全く融資を受け入れできず、絶望してしまう人も多いようです。

ブラックリストに載るとはよく言いますが、実際にそのようなリストが実在するわけではなく、個人信用情報機関に登録されている情報の中で金融事故を起こした履歴が残っている状態のことを比喩してブラックリストに載ると呼んでいるのです。

この個人信用情報機関は加盟している金融業者すべてが情報を閲覧できます。日本に個人信用情報機関は主に３つあり、それぞれに加盟していれば情報を扱うことができ、申込者の情報を照会できますし、逆に自社へ申し込みをしてきた利用客の情報も提供します。氏名、住所、電話番号などの個人情報と、いつ申し込みをしていくら借り入れたのか、またその後の借入情報などが細かく情報として残されています。これらの情報は数年間、残されていますので昔の情報まで遡って調べることも可能です。
自分が利用した金融業者が３つのうちのどこに加盟しているかわかりませんが、その加盟した情報機関に自分の情報が掲載されているとは限りません。以前、自分が利用した業者の加盟機関が違うと、情報が残されていないからです。しかし、大手の消費者金融などはこれら３つの機関全てから情報を収集するようですから、いづれかに自分のブラック情報が残されているだけで審査落ちとなります。かなり厳しい条件です。中には審査の甘い業者もあり、ブラックであっても融資を受けられることはありますから、そういった業者を選択して申し込みをしてみましょう。